森永製菓 アンチエイジング 森永製菓は、東南アジアで栽培されているパッションフルーツの種子の中に、アンチエイジングに効く「ピセアタンノール」が多量に含まれていることを、同社の研究で発見したことを発表した。トロピカルパッションフルーツ「ピセアタンノール」はアンチエイジング素材として注目を集めている「レスベラトロール」に似た構造を持つ物質で、血管弛緩作用、コラーゲン分解抑制・産生促進作用、メラニン合成抑制作用があることが確認されている。ただし、同成分は天然物中にあまり存在しないため、ヒトでの効果研究・検討が難しかった。ショウガ抽出エキスにはシミを防ぐ効果がそこで、同社は世界で初めてピセアタンノール濃度を高めたパッションフルーツ種子エキスを調製。被験者が28日間継続摂取したところ、動脈血管の柔軟性や血流量のほか、肌や疲労に改善効果がみられたという。森永製菓は今回の研究結果を米国で開催されている学会で発表するほか、来年の発売を目標に“パッションフルーツ種子エキス”を利用したアンチエイジング製品の開発を推進するとしている。 PR