忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

関口氏が破産? 馬差し押さえ



名物馬主として知られる関口房朗氏(74)の所有馬が東京地裁に差し押さえられていたことが13日までに明らかになった。

関口氏は自身が所有する人材派遣会社の株を08年に約13億円で投資組合に売却。

その後も別の会社の人材派遣業を支援し、売却時に交わした競合禁止義務に違反したとして、

投資組合から違約金の支払いを求める訴訟を起こされ、1月25日の裁判で5億円の支払いを命じる判決を受けていた。

所有馬が差し押さえられたのは12日。

その中には10日のダイオライト記念で重賞初Vを決めたフサイチセブン、04年セレクトセールで当時の国内最高価格4億9000万円で落札されたザサンデーフサイチも含まれている。

差し押さえられた馬のレース出走は禁止されており、今後は競売などで所有権がほかの馬主に移る可能性が高い。

2頭を管理する松田国英調教師(栗東)は「関口さんに戻るかもしれないし、新しいオーナーになるのかもしれない。

どういう形で落ち着くのか、状況を見守るしかない。馬にとって、いいように向かうことを願うだけです」と困惑していた。

関口氏は史上初の日米ダービーオーナーになるなど、全盛期には数十頭の馬を所有。

その派手な身なり、言動から、度々、メディアで取りあげられ“ミスター大盤振る舞い”とも呼ばれていた。

しかし07年参院選での落選を契機に資金繰りが悪化。六本木ヒルズの自宅を手放し、所有馬も現在は前記2頭を含む4頭しかいなかった。

所有馬の差し押さえで資格を失うことはないが、事実上、馬主としては廃業となる関口氏。フサイチセブンの売却先を含め、その動向が注目される。

引用:デイリースポーツ

有為転変は人の世の常とはいいながら、人も馬も競走社会に生きる者の運命は明日が知れない。

フサイチコンコルド
PR