ホメオパシー療法とは・・・ ホメオパシーin Japan第3版ホメオパシーとは、ホリスティック医療に分類される、代替医療の一種。ある症状を持つ患者に、もし健康な人間に与えたら似た症状をひき起こす物質をごくわずか与えることで、症状を軽減または治癒させようとする。例えば、解熱を促す場合には、健康な人間に与えたら体温を上げる物質を少量患者に与える。このことによって、極めて短時間発熱が促進されるが、すぐに解熱に向かうとされている。一方、学術誌を含むいくつかの書籍において、科学的根拠の欠落が指摘されている。ホメオパシーの問題点はその主張する理論に科学的裏付けがなく、臨床においても有効性が科学的(統計的)に立証されていないことである。実際の治療効果を疑問視する医者は100年前からおり、当時から弾劾されることはあった。ホメオパシーが拠り所とする「少量の毒によって健康を増進する」という考え方は、アレルギー治療における減感作療法と類似したものと捉えられることもあるが、そもそも与えている物質がアレルゲンのように症状の原因ではないという点で減感作療法とは異なっている。ホメオパシー 関連書籍を探す>> PR