小沢一郎が「TVタックル」出演を直訴!起死回生の逆転を狙いビートたけしの人気に便乗! もはや新党結成しか道がなくなった民主党の小沢一郎元代表(70)は21日、自らのグループ議員を集め、独特の言い回しで決意表明した。今までのようにこわもてでビシッと「新党立ち上げ宣言」ができなかったのは、週刊誌による和子夫人(67)の〝離縁状報道〟と無関係ではなさそうだ。イメージ回復に必死の小沢氏は、増税関連法案採決の前日25日に、ビートたけし(65)の人気番組への生出演を強く要望していることが分かった。「最善の策を追及するが、それが果たせないなら次善の策を考えないといけない」。小沢氏は都内のホテルに集まった約50人の支持議員に、こう話した。「新党」「離党」といった言葉は出なかったものの、「次善の策」に言及すると、全員が新党結成と解釈。小沢氏はあいさつ後、各議員と個別に話し合ったという。「社会保障と税の一体改革関連法案」はすったもんだの末、26日に採決することが決まった。民主党内の造反議員の処分がどうなるかは不透明だが、小沢グループが新党に向けて走り出したことは間違いない。その小沢氏が、あの人気番組「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系、午後9時~)の25日放送に生出演する意向だという。25日といえば採決前夜だ。「小沢サイドから直接『TVタックル』に出演したいと言う申し込みがありました。『VTRだと編集されかねないので生放送で』という条件つきでした。改めて消費税増税反対の正当性を訴えたいようです」(番組関係者談)小沢グループ約90人のうち、小沢氏とともに反対票を投じるのは、21日の段階で60人前後と予想されている。離党で行動を共にする議員が何人になるかが焦点だ。もちろん、小沢氏が〝殿〟のたけしに直訴して前夜にテレビ出演したからといって、増税法案への反対票や新党への参加議員が増えるとは思えない。だが、昨年の3・11東日本大震災直後の福島第1原発爆発事故に「放射能が怖いと言って秘書と逃げ出した」、また「地元の支持者から送られてきた野菜を捨てた」などと夫人にバラされたことによるイメージダウンが大きすぎた。「致命傷になっただろう」と反小沢派から言われる始末。このままではジリ貧は避けられない。そこで、たけしの顔と人気番組を〝利用〟して「国民の生活が大事」と再度強調、起死回生の一発大逆転を狙っているのは明白だ。果たして、思惑通りにコトが運ぶか、見ものだ。誰が小沢一郎を殺すのか? PR